2021年04月24日
近年は遺族の負担軽減という観点から、葬式をその専門会社である葬儀会社へ依頼して執り行うケースが増えています。また、葬式のスタイルもかつては多くの人が参列する一般葬が主流でしたが、今では核家族化により親族だけが参列する家族葬が主流になっています。
家族葬を葬儀会社へ依頼する際の流れとしては、まずは葬儀会社へ電話で連絡を入れるところからはじまります。故人が病院で亡くなることが多いため、病院から連絡することが通例となっています。連絡したら会社スタッフが専用の車で病院まで迎えに来てくれますので、故人のご遺体とともに車に同乗します。
会社に到着したら、故人のご遺体を安置室に運びます。そして安置室において簡易な仏具が設置されます。その後、会社スタッフと葬式の執り行いについて打ち合わせを行います。そこでは参列者をどうするのかといったことや、装飾及び柩のデザインをどうするのか、など様々な要素とについてスタッフとディスカッションします。
この打ち合わせが終わりますとスタッフから見積額が提示されますので、内容を確認し、問題なければ正式にその会社と契約することとなります。契約締結後はスタッフの指示に従って、葬式を執り行います。仮通夜、本通夜、告別式、火葬という順序で行われ、参列者の受付や会場案内など、会社スタッフは必要なサポートを行います。