2017年02月09日
告別式の参列の時間に、諸事情により遅刻してしまう場合があります。車で向かった際に混雑していた、仕事の都合でどうしても遅れてしまった等、理由は様々ですが少なからず起こり得ることです。式の初めから参列できなかったとしても、数十分程度の遅れであれば、読経の途中となるケースがほとんどですので、焼香出来る場合があります。会場には静かに入り着席するか、係の人の誘導に従いましょう。
遅れてしまったから、諦めるのではなくできるだけの弔意を示す努力をすべきです。葬儀の後に遅刻したことに対して申し訳ない気持ちが残るようでしたら、しばらく日を置いて遺族に会った際にお詫びするのがベストなやり方です。遺族にしてみれば、参列してもらった事に感謝はしても、少々の遅刻に対して咎めることはありません。長々とお詫びの言葉を述べて手間を取らせてしまうよりも、相手に時間を取らさず簡潔に伝えるようにしましょう。
自分の気持ちだけを優先せずに、遺族の都合を思い量る気持ちを持つのも大切です。尚、昨今は通信手段が発達していますので、メールやラインを利用して、お詫びの意向を伝えることも可能ですが、本件の場合は、失礼な行為となりますので避けた方が無難でしょう。