終活を始めたら、遺書も用意しておこう

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2018年07月01日

近年、終活を始める人が多くなったと言われています。死と向き合うことで、現在自分が置かれている状況を把握し、自分らしい最期を迎えるための前向きな準備ができるのが特徴です。終活をするときは、エンディングノートや遺言状を書くのが一般的です。

エンディングノートには、自分の葬儀やお墓に関する希望も書くことが可能です。また、遺言書は公的な文書なので、自分が持っている財産を遺族がどのように分けるのかなどを明記しておけば、後から遺産に関するトラブルを避けることができます。

そしてもう一つ大切なのが、遺書を用意しておくことです。遺書というのは、家族や身近な人たちに自分の気持ちを伝えるための文書です。公的な意味合いがない文書なので、大切な家族や友人、職場の人に伝えたい気持ちを素直に伝えられるのが魅力です。

遺書には形式がありませんから、遺される家族への気持ちや希望など、紙を用意して自筆で丁寧に書いておきましょう。さらに、もしも病気になったとき、延命措置の要否についても書いておけば、いざというときに家族が迷ったり困ってしまうことが少なくなると言われています。ちなみに、ブログやSNSを楽しんでいる人は、これらの処分に関することも併せて書いておけば、自分にもしものことがあったときも安心です。

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