2020年02月13日
葬儀の日程を決める際、日程を気にされる方もいらっしゃるでしょう。お通夜に関してはタブーの曜日はありませんので、特に気にする必要はありません。お葬式に関しては多くの方が参列しやすいよう、週末や休日に近い日程を選んだり、地域の風習によっては亡くなってから4日目にはおこなわないといった風習もあるため注意する要素はあります。
こうしたことを除けば、日程決めで曜日は気にする必要はありませんし、タブーもありません。それとは別に気にすべきなのが「六曜」です。六曜は大安や仏滅といった言葉がよく知られていますが、中国を起源とする旧暦の吉凶です。
元旦が先勝で、友引や先負といった順番に日替わりになりますが、縁起を担ぐために今も信じている日本人は少なくありません。若者はそもそも知らない人も増えていますが、お通夜やお葬式で避けるべきなのは「友引」です。
友引は言葉からして不幸な出来事には縁起が悪いとされ、弔問客にとってもあまりよいものではないため避けるほうが無難です。もし亡くなられたご本人やご遺族がとらわれない場合も、タブーと考える弔問客が考えられますのでそこは配慮が必要でしょう。
もっとも火葬場や葬儀会社はこの日が全国的に定休日となっていますので、タブーというよりは現実的に執り行うことができないとも言えます。