2020年05月27日
家族に不幸があった際、いつお葬式をおこなうかというかが重要です。葬儀は通夜の1〜2日後におこなうのが一般的ですが、特にいつでなければならないという決まりはありません。最短では家族が亡くなって翌日に通夜、その翌日に葬儀と火葬という形になります。
家族の都合や火葬場の空きによってはすぐにお葬式ができないこともあるため、日にちをもう少し後にずらすことは可能です。どの曜日におこなっても問題ありません。もちろん、平日に家族や親族を呼ぶのが難しい場合は、土日にお葬式をすることも可能です。
ただ、曜日に関係なくお葬式ができない日もあります。それは、六曜の友引にあたる日です。六曜は、物事をおこなう日の吉凶を決めている暦の一種で、大安・赤口・先勝・友引・先負・仏滅の6つがあります。友引は「友を引く」という意味があり縁起が悪いので、たいていの葬場は休業しています。
また、仏滅も「仏が減るので縁起が良くない」と考える風習が残っており、人によっては仏滅のお葬式を忌み嫌うようです。六曜はたいていカレンダーに表示されているので、確認してみましょう。ちなみに宗派によっては友引にお葬式をおこなう場合もあります。
お葬式は遺族の都合に合わせておこなうことができますが、遺体を安置する期間が長くなるほど費用もかさんでしまいます。さまざまな事情を考慮したうえでなるべく早めに済ませるのが安心でしょう。